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2008/04/20

舞台の後遺症

役に思い入れが強ければ強い程、その役を愛すれば愛する程、終わった時に脱け殻になる度合いがひどい。
それが分かっているから、大好きだった舞台こそ、余韻に浸らない。
あの時間に戻りたいと思えば思う程、気持ちのベクトルが逆方向に向く。
キラキラした、でも重たいシッポを引きずりながら、シッポの向く方向とは逆に歩いていく。そんな寂しさを忘れる為に人間のシッポは退化したのか!?

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コメント

あえて読み人知らず…な感じが、より妃香里さんカラーを醸し出していますね。キラキラした重たいしっぽ…何時しか妃香里さんの内側にそっとしまわれて、それでも輝きは忘れないのかも…。しっぽの記憶だけが残り、身体は前を向いて歩き続けるのでしょうか。人間が人間であり続けるためには、感情がストレートに表れてしまうしっぽは、退化していくしかないのかもしれませんね。私も、サラ・ベルナールな妃香里さん大好きでした♪

投稿: ジェミニ | 2008/04/21 01:28

舞台の稽古中に少しずつ役の仕草、喋り方、表情などが身に着いてくると自分と役の境界線がにじんで、稽古以外の時にもその役の身振りや素振りが出てしまう事がよくありますね。稽古と舞台本番では役にフォーカスして自分を注ぎ込んでいるので微妙に役と恋愛関係のような感覚が出てきますが、結局自分が自分の新しい方向を探して本当の自分と役が違うと分かっていてもその接点を発見して楽しんでいるのですね。
だから舞台が終わってもしばらくその役の痕跡が残っているような気分で(恋愛が終わった気分?)で寂しいですが、「役」と言ってもずっと「自分」でもあったわけです。(ちょっと仏教的な考え方ですが、表面的には別に見えるけど実は1つということでしょうね。)だから役が消えた訳じゃなくて、しっぽと同じように自分の中に溶け込んだだけですので、その役は自分の中に残っていると思います。
俳優の友達が時々、自分の中に残っている役を又味わうために、郵便局やお店で役の人になって接するという遊びがありますが、(ロシアとかドイツなまりを突然喋り出したり、女王様のふりで命令するとか、笑)どうしても役が懐かしくなったら試してみたら面白いかもしれませんね。(俳優じゃなくてもやってみたい人がいるかも・笑)

投稿: Rose | 2008/04/21 07:07

妃香里さん
「脱け殻さん」から脱皮されましたか?
心に染みる台詞ですね。
今までいろいろな妃香里さんにお会いしました。
そんな思い出がいっぱい詰まったシッポを振って、又新しい妃香里さん演じちゃって下さいませ!

投稿: 横浜の牡馬 | 2008/04/22 01:51

時々のぞかせてもらってます。
舞台に限らず何でも、心の後遺症とはそういうものかも。
胸に染みました。

投稿: 通りすがり | 2008/04/22 11:37

嬉しいとか切ない感情に比例·反比例して動くシッポは、もしかしたら今でも人間の心の中に残っているのかもしれませんね…一人ひとり形の違うシッポが。

投稿: 南 | 2008/04/22 21:20

お芝居、歌、踊り全部みせて下さって、しかも内容にもひかれる舞台で終わりが謎なので、あれはどういう意味なんだろうと今だに考えてたり、サラはオスカーワイルドが結婚したい女性だったんだとか知ったり。アルジャーノンは小説がありましたが、ワイルドビューティーはオリジナルなのでDVDがまちどうしいです。謎はとけるかな。会報も楽しみです。同じカンパニーで違う作品が観られてとても嬉しかったです。演じられている方と観てる側の舞台が終わった後の気持ちって違いますね。人間にしっぽがあったらどんな動きをするのでしょう。複雑な感情はわかるでしょうか。

投稿: よりこ | 2008/04/23 22:29

妃香里さん最高です!
これからも頑張ってください!

投稿: まゅ | 2008/04/27 16:42

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