吠える
アレンギンズバーグの「吠える」
シスターに出てくる弟が大事にしている詩集。
弟が遺言を挟んでおく場所として提案するのだが、姉は速攻「間違いなく捨てられる」と明言する。
どんな詩集なのか、すごい興味がわく。
今どきポチとしたら、家にすぐに届けて貰える。昔は足と少ない知識を駆使して欲しい本や情報を得たものだが…まぁ、いいか。
装丁が美しい。
原題は「HOWL」…邦題は「吠える」なるほどにゃ〜なんて思いながら読み始める。
うん。
さっばり意味不明。
いや、わかるんです。私も70年代には生まれてますし、親の青春の頃の…反体制とかヒッピーとか…吠える感じ⁉︎
私もこう見えて⁉︎吠えるタイプだから。でもそういえば、時代に合わせて顔変えてる。っていうか自分でも気付かないうちに自然に対応してか?大人になったのか?
それが良いのか悪いのかわからないけど。
だって、今こんなふうに吠えたらこの社会では生きていけないよ。仲間外れくらいで済めばまだ良いけど。
普通に考えたら「間違いなく捨てられる」詩集だ。
ふと…
この春に父の遺品を整理したが、間違って捨てたものは無かったろうかと脳裏をよぎる。今更遅いけどさ。
一応、選りすぐって残した本は私の本棚に既に馴染んでるよ〜。
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