2019/11/04

レトロな風景

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モーターショー、東京は終わりました。

 

この稽古中にクラウン役のフィリップさんが、ショーの始まりでサイドミラーで急いで身だしなみを整えてスタンバイするという仕草をしていたのですが…。
実際現場に入って車を見たら…未来の車にミラーなんてないのね~。なんで?っていの一番にDAIHATSUのおじさまに聞いたら、カメラで映してスピードメーターの横に映像が出てました。そりゃそうだわ、だって既に今だってドラレコだし、駐車するのに画面が出る時代だもんね。それよりも劇中に出てくる車はスマホかなんかで呼べば自分のところまで来てくれるんですもの。勿論自動運転で、乗り込むだけで目的地に行かれるのよ。それが漫画じゃなくて、もうすぐ出来上がるよ!っていうのがモーターショーなわけで…。私が教習してた時代なんてクラッチ踏んでギア手動だったんだから!人間の進化ってすごいね。

 

って思うのと同時に、デートの待ち合わせの前にウキウキしながらそこら辺に停まっている誰かの車のサイドミラーで髪を整える風景とかは懐かしいものになっていくんだな~って。
モーターショーは普段とはひとあじ違った、いろんな事を思考させてくれる時間でした。

 

さてさて、名古屋大阪スムーズにショーの幕を開けるべく、人事を尽くします!そう、どんなに便利になろうとも最後は人の力なのです!

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2019/10/27

LIVE

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ライヴが終わってからも、直前もモーターショーの方でテンテコ舞ってて、打ち上げライヴが夢だったんじゃ?って思ってるんだけど。
夢なら夢で…でも、くっきりと心に刻まれた瞬間の事だけ書いておこう。

そもそも私は歌手ではないので、役として芝居の流れで感情をのせるという感覚はあるけれど、ライヴのようにスンと立って歌うって…歌手と役者の歌の違いってなんだ?どこだ?どうだ?って。

ライヴやったことないわけじゃないのに、今回は特に劇中とおんなじ曲を歌い連ねただけに。歌ってる間、どこかずっと俯瞰で答えを探してたかな…。まだ、はっきりと言葉では説明できないのだけれど、来月もうひとつ劇中で歌った曲を歌わせていただける機会があるので、その答えはそこで確信できる気がしてる。

子供の頃?(笑)ファンクザピーナッツごっこすると必ずりんこパートを歌ってた私が、ボクハレ初演の初めての歌稽古でりんこさんと一緒に歌う時、滅茶苦茶緊張してたら、歌でバトろうぜ!って言ってくれて、そうかびびってる事のほうが失礼なんだって思わせてくれたっていう話を1回目で言いたかったんだけど、突然思い出して喋っちゃったから上手く伝わらなかったと思うんだけど。

そんな妃~の告白があっての2回目のボヘミアンラプソディ。これが唯一、劇中歌じゃない曲でショーコが混じらない生の私で歌った曲。練習の時も1回目の時も同じ音を歌ってたりんこさんがメロディじゃない音で歌ってくれたんだよね~。つまりハモってくれたって事なんだが、あの瞬間トルネードだったわけで。声と気持ちが渦を巻いて発ち昇っていく感じ。劇中では出来ない、まさにライヴな瞬間でした。

そんな生に立ち会って下さった皆様、立ち会えなくとも応援していて下さる皆様も、ありがとうございました。本編あってこそのライヴでしたが、また、こんな瞬間が味わえますように。

 

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2019/10/23

ボクハレライヴ

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明日ですっと!?

 

リハしました。りんこさんの事務所さんのレコーディングスタジオで。
なんだか…リアルハレバレハレルヤだったの!バンドの楽器の中にマイクを持ったミミさんとカオリちゃんがいて、篠原がニコニコして、すみ絵さんが腕を組んでスンと立っていて、ふらふらしてるひかる君がたまにチラッと視界に入って来る感じ。ショーコがみた景色そのものなんじゃないかなと思いながら…。

 

でも、明日は劇じゃなくてライヴ、生だから…自分が虚構の世界にいるのか現世!?にいるのか、分からなくなりそう。

 

そんな空気をお客様と一緒に味わえたら良いな。結構広いライヴ会場みたいなのでフラッときても入れそうよ~。たぶん(笑)

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2019/10/19

くるくるまわる

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今、東京モーターショーのミュージカル演出のお手伝いをさせていただいております。モーターショーでミュージカルしちゃうのは新たな試みだそうで、逆に普通の舞台しかしてない私にとっては日々、発見。

実は私、昨年新車を買う際に国産車の全メーカーのスペックを調べあげ、値段やフォルムを徹底比較しちゃった位、車好きなのですが…モーターショー見たことないの。

普通は車の隣で綺麗なお姉さんが手を振ったり、スペックを説明したりするのかしら?

ミュージカルは来場した人は誰でも観れて、云ってみれば車を見たい人にとっては別に興味もないかもだけど、とにかく役者たちはショーマストゴーオン。

そしてなんだかんだやるけれど、やはり主役は車。でも、それを取り巻く人間が輝くためにこそ、車の未来を考える。

エンタメってやっぱり不思議な力を持っているなと思う。

大阪や名古屋にも行くらしい?自分のスケジュール知らんのかーい!もしかしたら、会場で遊んでる私がいるかも~(笑)各所、初日辺りが狙い目かも。もしも、機会があったらDAIHATSUブース覗いてみてね。

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2019/10/09

ボクハレ終演

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お運びいただいた皆様、ありがとうございました。

 

明けて今朝、早々に恒例の…大入り参り。
身体の中をすんっと、白くて強烈に明るい空気が通っていきました。本編では誰よりそんな世界信じてない役でしたけど。

 

前回のボクハレ千秋楽の後に書いた自分のブログ2017/7/18かな!?読んでみちゃったんだけども。
振り返って、この2年の間になくしたものがいろいろあって、一生分の涙出ちゃってない?ってくらい泣いたけど、その時の傷みは消えないし。なにかと癒してくれるモノや時間もあるけど…結局のところ、それを背負ったまま生きていかなきゃならないんだなって。歳をとればとるほどその負荷が増えていくんだなって。

 

だから、誰かを癒せるとも思ってないし…じゃなんでこんな劇やるん?って思うんだけど。
最後に残る気持ちは、ただ、いつもそばにいるから!って…ショウコに関しては役作りも何も…行きつく先はそれだけでした。

 

荻田さんいわく、ノリと勢いのヤサグレ純情美女だそうで。昭和の女よろしく、この世界のどこかで飽きもせずメリメリ命燃やしてます。

 

また、どこかで皆さんと交われますように。

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2019/10/03

ボクハレ初日

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昨日、幕が開きました。
日常の延長で、特別な事ではなく、スルッと舞台に乗りたいと思っていたけれど…やっぱりすんぎょい緊張するね~。開演前、怯みそうになる自分と闘う時間はいくつになっても消えないものですかのぅ。

 

終演後、ほぇ~ってなりながらロビーに行ったら事務所の妹ちゃん弟くんたちがこんなにたくさん手伝いに来てくれてました。写真は偉そうに写っちゃってますけど…感謝の気持ちでいっぱいです。
本日も気張らず踏ん張ってみます。

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2019/09/17

ワタシが生まれる日はハレ!?

ボクハレ稽古、進んでます。
再演なので自分の役を更に深めつつも、キャストが6人中2人変わったので新鮮に感じるところや発見もあり。
楽しい事ばっかりでもないんだけど、やっぱり楽しい。

 

…って言ってるうちに涼しくなって来てますね。って言ってるうちに9月も終わって本番なんだろうな。
必死だけど踏ん張り過ぎずに、日常のその先に…部屋の窓のカーテンを開ける気分で、幕を開けた舞台上に居られはしないだろうかと…画策中!

 

 

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2019/09/05

滝の…

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最近、駅で必ずふふふって独りで笑ってる不審な人になっちゃうんだけど。化粧室付近のアナウンスで「正面は滝のおトイレです」…た、滝?どんな素敵なんか?と思いきや、「多機能トイレ」の聞き間違い!あれを聞く度に分かってるのに笑っちゃってる。

そんな感じで、今夏の激暑のせいで火照った脳ミソのボケ感を残したまま、9月に突入。

そしてボクハレの稽古が始まっています。
前回滝のように泣いて、目がハレハレなんて言ってましたけど。今回は絶対なかないもん!と思って挑んだ稽古初日、歌稽古でいきなり込み上げてきてウッてなって歌えなくなりまし…(恥)(悔)。
初演から約2年、私がこの時間に得たものがショウコという役に吉とでるか凶とでるか!毎日、タイアタリ。たまらなく楽すぃ~い。

心も身体も滝のように汗かいてつくります。きっと皆さんにも楽しんでもらえるように…。

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2019/08/25

花束のかわりに

小坂明子先生に逢いに行ってきました!
セラミュコンサートの準備。十数年?数十年?ぶりにお逢いした先生は相変わらず、全然お変わりなくパワフルウーマンでした。

 

そして、ふと今更気が付いたのだけれど、実は先生のピアノで歌わせて頂くのは初めてなのでした!当時の稽古はオケか稽古場ピアニストがいたし、先生は次々に曲を書かなきゃならなかったし。
流石、作曲者が弾くとこうなるのか!って…曲の構築というか精神と云おうか…歌うというより歌わされてる感じ。私自身、なにかあたらしい景色が見えそうな予感がしていて、いまから本番が楽しみです。

 

先生の45周年のお祝いに、セラミュの思い出とあれから経た時間と想いを秘めて、先生が産み落とした旋律に…そっと歌詞を添えたい。

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2019/08/04

悠久

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ながいながい時を経て再会したような、不思議な時間でした。
親戚の集まりのような、ぴかぴか組イベントご参加頂いた皆さま、ありがとうございました。

また逢えるその日まで、しゃん!とね!

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